​足踏みミシンには、ミシン自体のフォルムもさることながら、鋳物の脚部分のフォルムにもとても惹かれるものがあります。

しかし、多くの足踏みミシンは、電動、電子、コンピューターといった進化の波にのまれ、その役目を終えていっています。

そんな中出会った、脚部分だけになった状態の足踏みミシン。

その質感、重量感、フォルムに魅せられ、この格好いい姿を違和感なく部屋に存在させるために、机として生まれ変わってもらうことにしました。

天板の一部にガラスを使用して、椅子に座った状態でもこの姿を堪能できるようにしています。

 

ゆっくりとペダルを踏み込みながら考え事をする、そんな時間も素敵だと思います。